2005年 07月 16日
名古屋市中村区名楽・道下 遊廓跡の銭湯 |
遊廓といえば付きものなのが銭湯。この地域では2軒が営業中です。
こちらはユニー近くの「寿湯」。ちょっと大きな民家風の造りにアーチ状の入口が独特です。
アーチの脇にはバスクリンで有名なツムラの薬湯「中将湯温泉」の大きな看板。中将湯は1893(明治26)年のツムラ創業以来のロングセラー商品。HPによれば、このマークは戦後〜1962(昭和37)年まで使われていたものなので、この看板も掲げられてから少なくとも40年以上経っていることになります。
こちらは太閤通りに近い名楽町の「廓(くるわ)湯」。そのものズバリなネーミングですね。もともとは遊廓だった建物を改築して銭湯としたので、この名前となったそうです。そう云えば玄関の造りや2階の窓あたりに面影を感じさせますね。後から付け足したような2階の構造がちょっとコワイ。「名楽」という町名も中村遊廓が「名楽園」と呼ばれたところから付けられました。
玄関のアップ。かつて薬湯が使われていたため、「草津温泉」の表記があります。
浴室はコンクリート造り。内部には裸婦のタイル画があるらしい…。
上の寿湯の近くには1923(大正12)年築の「中京温泉大観荘」という旅館がありましたが、2002(平成14)年に廃業、惜しくも取り壊されてしまいました。跡地には大手薬局チェーン店が建っています。
次回は、小さな路地へ行ってみます。
こちらはユニー近くの「寿湯」。ちょっと大きな民家風の造りにアーチ状の入口が独特です。
アーチの脇にはバスクリンで有名なツムラの薬湯「中将湯温泉」の大きな看板。中将湯は1893(明治26)年のツムラ創業以来のロングセラー商品。HPによれば、このマークは戦後〜1962(昭和37)年まで使われていたものなので、この看板も掲げられてから少なくとも40年以上経っていることになります。
こちらは太閤通りに近い名楽町の「廓(くるわ)湯」。そのものズバリなネーミングですね。もともとは遊廓だった建物を改築して銭湯としたので、この名前となったそうです。そう云えば玄関の造りや2階の窓あたりに面影を感じさせますね。後から付け足したような2階の構造がちょっとコワイ。「名楽」という町名も中村遊廓が「名楽園」と呼ばれたところから付けられました。
玄関のアップ。かつて薬湯が使われていたため、「草津温泉」の表記があります。
浴室はコンクリート造り。内部には裸婦のタイル画があるらしい…。
上の寿湯の近くには1923(大正12)年築の「中京温泉大観荘」という旅館がありましたが、2002(平成14)年に廃業、惜しくも取り壊されてしまいました。跡地には大手薬局チェーン店が建っています。
次回は、小さな路地へ行ってみます。
by nobuta66
| 2005-07-16 14:54
| 名古屋市中村区